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9. 【建築】 ログハウス建築記
ログハウスの建築には、ロシア人のログビルダー4人が
住み込みであたってくれました。
彼らは、大工の町に生まれ育った熟練ビルダーさん達でした。
言葉はあまり通じなくても、心を通わせることによって、
ログハウスの建築に互いの情熱をぶつけ合うことができました。
敷地内に小屋を建て、朝早くから夜遅くまで、
不平不満一つ言わずに、
テキパキと造り上げていく姿に心打たれました。
ニコラーエフさん、キタエフさん、アントノフさん、ペトロフさん、
心から“スパシーバ”!
これより、私たちの家Cocoログハウスの建築記録をお伝えします。
工程の速さは驚異的です。
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【建築・1日目】
いよいよログハウスの建築、始まりました。
昨日現場に小屋を建てたと思ったら、
次の日はもう積み上げていましたよ。
ログの建材(ブルーシートの下)で、
80坪の敷地は埋め尽くされました。 |
Cocoとドキドキわくわく。Cocoログハウスの建築スタートです! |
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【建築・2日目】
ログハウス建築中は、木材の切れ端が
たくさん出てきます。
こうして余った木っ端は、
近所のおばさんや道行く小学生に
持っていっていただきました。
みなさん、喜ばれていました。 |
字は鉛筆でロシア人棟梁が日本人の字をマネしながら書いたそうです。
左下の風船みたいな絵は、Cocoのイメージ画。
妻がいつも描いてた絵です。寝顔がいつもこうでしたから。 |

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【建築・3日目】
建築3日目で、
ログ6段を積み上げていました。
マシンカットのD型ログであることが
分かりますよね。
ログ同士は、通しボルトで
しっかり固定されます。
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梅雨時の晴れ間に、スウェーデンログの白木が本当にキレイでした。 |
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【建築・4日目】
驚きでした。
わずか建築開始後4日目にして、
ログ部分15段中14段まで
積み上げていましたから。
重機はいっさい使用せず、
ロシア人ログビルダー4人の力での
積み上げです。 |
とにかく彼らはよく働きます。彼らがどんな思いで私たちのログハウスを
建ててくれたのか、感動的な手紙は後ほど公開します。 |
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【建築・5日目】
リビング側から見た対面キッチンの窓です。
また、その手前に2本の柱がありますね。
この上部がセトリング対策用のボルトです。
階段はまだつけられていません。
ちなみにリビングは約12畳あります。 |
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【建築・6日目】
すでに壁ログの外壁塗装を
同時進行していました。以後、
少なくとも4度塗りをしていただきました。
感謝感激です。
普通は3度塗りでとどめるらしいのですが、 |
彼らは本当に私たちファミリーのことを気に入ってくれたらしく
(毎日食材やタバコ、ドリンクを差し入れていましたから?)、
こちらの要求以上のことを積極的にやってくれました。 |
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【建築・7日目】
いよいよ棟上げです。
建築開始からジャスト1週間です。
彼らの手際よさ、段取りのよさに
ホント舌を巻きましたよ。
この屋根とドーマーが付いたことで、
ログハウス全体のイメージがつかめるように
なりました。
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なお、2階部分の断熱材には発砲スチロールが使用されています。
グラスウールの断熱材では、いずれズレ落ちる可能性がありますから、
その点安心です。 |
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【建築・8日目-1】
次は、外付けウッドデッキの施工です。
写真は玄関前のデッキのため、
狭く感じられますが、
南面の主たるウッドデッキは奥行3m×幅7mと
少し広めにとってあります。
リビングのパティオドア、そしてキッチンルームの
勝手口から、このデッキに出ることができます。
友人10名ほどで囲んでも十分バーベキューが
楽しめる広さです。 |
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【建築・8日目-2】
ウッドデッキの写真と同じ日に
少し離れた位置から撮りました。
2階のドーマーの形状がわかりますか?
ドーマーの屋根は、このように
棟木と同じ高さから斜めに下ろしたほうが
絶対映えると思います。
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過去3年のログハウス研究で、居住性を克服するのに、ドーマーは
不可欠だと考えていましたが、どうしても他社メーカーのログハウスでは
ドーマーの形状に魅力を感じませんでした。
このような形状なら、ドーマー部分の天井も広く中から見ても
ドーマーであることに気づかないほどです。 |
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【建築・8日目-3】
やはり同じ日に撮りました。
手前のブルーシートがいわゆる作業場。
長いログを切りそろえたり、
建具止めを調節したりと、
木を切る音が
暗くなるまで絶えませんでした。
この写真には写っていませんが、
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この写真の右隅にログビルダー達の小屋があり、左隅に簡易シャワー
ルームがありました。シャワーの水は隣の方の水道をお借りしていた
ようです。とても助かりました。 |
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【建築・10日目】
北面から写してみました。
脱衣所とトイレの窓、
そしてリビングの小窓が
つけられました。
これもスウェーデンからの輸入窓です。
北面には、浄化槽を埋め込む都合上、
敷地境界線から3mも中へ入った場所に
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建てざるをえませんでした。したがって、かなりゆとりある空間が
できています。ここに車庫と倉庫を設置しています。 |
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【建築・11日目】
南面のウッドデッキから見た勝手口と
パティオドア(まだ付いてませんね)です。
ドアの色がこれまた渋く、
かなり気に入ってしまいました。
また、外壁ログの“D”のふくらみ部分が、
何とも柔らかな曲線を描いています。
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思わず手で撫でたくなるようなふくらみなんです。 |
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【建築・16日目】
梅雨の長雨の影響で工期が遅れました。
それでも建築開始後2週間で、
屋根材まで完了。
いよいよ形が見えてきました。
私は、屋根の重圧感が
たまらなく好きです。
またアスファルトシングルの屋根材も、
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あえてグリーンを選択しました。ログの外壁がオレンジですので、
その対照色のグリーンの方が上下のバランスが取れると
判断したからです。定番といえば定番なんですが…。 |
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【Coco隊長・おそうじ中】
このころからCocoも
ロシア人ビルダーさんらに
慣れてきました。
いつ行っても、忙しい中でもCocoのことを
かわいがってくださいましたよ。
彼女も気を良くしてか、おそうじに夢中。
自分から知らぬ間にいそいそとやっていましたよ。
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【Coco隊長・棟梁と打ち合わせ中】
棟梁のニコラーエフさん。
Cocoのことを一番かわいがってくれました。
Cocoがけな気にも
掃除したがるものですから、
棟梁も次の掃除ポイントを
ロシア語で指示してました。
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Cocoはわかったふりして、やっぱりホウキで遊んでましたよ。 |
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【素敵なビルダーたち】
ログハウス建築も一段落し、
ホッとランチタイム。
2階の窓から撮っちゃいました。
みんな故郷を離れ、
妻や子どもを国に残して
ホントよくがんばってくれました。
この後、彼らは別の現場で
また一から建てるんです。
スゴイって思いました。
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【棟梁からの手紙】
すべてロシア語で書かれていましたので、
通訳の方にお願いして訳していただきました。
棟梁からの手紙には、
こんなメッセージが書かれていました…。
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今われわれはログ積みをしておりますが、
間もなく終了となります。
このあとは2階の工事にかかります。
われわれが建築に携わっている間に、
貴方は何度となく建築現場へ足を運ばれ、
ログハウスの出来上がる姿を熱心に観察されていました。
貴方が現場を訪ねられ、われわれを助けてくださいましたことに対し
お礼を申し上げます。
これはわれわれの心に大きなエネルギーをもたらし、
そのことによってわれわれは、貴方のログハウスをいっそう
品質の高いものに仕上げることが出来ます。
たとえわれわれが日本語で日常会話をすることが不得手とはいえ、
貴方とおつきあい出来ますことはとても嬉しいことです。
われわれは貴方のおっしゃることに耳を傾け、
出来る限り理解できるよう努力しております。
貴方が現場にいらっしゃることで、われわれの気概は高まり、
仕事のテンポは速まります。
私と私のチームメンバーは、貴方のログハウスを
立派で美しく快適なものに仕上げるべく、努力いたします。
われわれは貴方のログハウス建築に自分たちの魂と愛情を注ぎます。
どうぞ末永くこのログハウスでお過ごし下さい。
そして貴方がわれわれの良心と愛情を思い出され、
いつまでも幸せで平安であられることを願います。
貴方への敬意を込めて ニコラーエフとチームメンバー一同 |
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10.【環境】「ログハウスの住み心地」へ・・・ |
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