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8. 【特徴】 ログハウスの特徴
次に、ログハウスの特徴を見ていきましょう。
そもそもログハウスとは、丸太小屋のイメージどおり、
ログ(Log=丸太、木材)を横に積み上げて建てた
住宅のことです。
ふつうの木造建築は、
キレイにカットされた角材を縦・横・斜めに組み合わせて
骨組みを作り、
そこに内装材や外装材を付け足していきます。
ログハウスの特徴は、
こうした在来工法による木造建築住宅と大きく違って、
ログそのものが構造材であり、
内装材・外装材でもあるということです。
つまり3役を兼ね添えているのです。
したがって、ログ(木材)の「質」そのものが
その生活に大きく影響してくるといえます。
■ ログハウスの樹種
・木の種類(樹種)としては、以下のものがメインです。
<国産材> : 「ヒノキ」
「スギ」
「カラマツ」
「ヒバ」 など
<輸入材> : 「レッドシダー」
「ダグラスファー」
「ヘムロック」
「スプルース」
「パイン」 など
■ ログハウスの分類
『ハンドカットログ』
丸太組み構法・・・・│
ログハウス・・・│ 『マシンカットログ』
軸組み構法・・・・・ 『ポスト&ビーム』
■ ログハウスの構造(建築様式)
・『ハンドカットログ』
ハンドカットログは、ログビルダー
と呼ばれる職人がチェーンソーや斧
を使って手作業で丸太を加工して
作られます。 |
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丸太一本一本が自然木のため、
ダイナミックさ・存在感が強く感じられます。
また、「アーチカット」や「カービング」といった“意匠”を施せるのも、
ハンドカットならではの特徴です。
その点、ハンドカットのログハウスは、
施工にあたるログビルダーの技量が
そのままログハウスの仕上がりを左右することになります。
現在の日本におけるハンドカットログは、
その多くが輸入されたものです。
現地のログビルダーによって加工され、組み上げ可能な状態で
輸入される場合が多いようです。
・『マシンカットログ』
マシンカットログは、
ログハウス専用の加工機械によって
カットされます。
均一で精密な仕上がりと、
ハンドカットに比べて低コストで
建築できることが魅力で、
最近は住宅として使いやすい
マシンカットログが人気を集めています。 |
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1958年、北欧フィンランドから
マシンカットログの歴史は幕を開けます。
フィンランドでも長い歴史をもつログハウスを
商品として大量生産できるよう、
角材を削るのに使用していたプレーナーを改良して
角ログを完成したのが
始まりといわれています。
現在の日本にも北欧フィンランドの高度な加工技術によるログが
特に多く輸入されています。
マシンカットログは、
おもに「角型」・「D型」・「丸型」・「タイコ型」の4種類の形があり、
室内壁が平らになる角型とD型が居住性の高さで人気があります。
さらにもう一つ、「ラミネート・ログ」の存在も見逃せません。
これは、木が割れたりねじれたりする欠点を克服すべく
開発された加工技術によるログです。
張り合わせ方はいく通りもありますが、木を中央で割り、
割れやすい木の外側同士を中央に、
割れにくい木の芯を外側に向けて
張り合わせたものです。
建築後のログの変化を軽減できるため、
ログ壁を2階まで積み上げることが可能となりました。
・『ポスト&ビーム』
ポスト&ビームは、
従来構法と同じように丸太を柱と梁に使用し、
その間の壁にはいろいろな素材を使って
建てる構法です。
骨組みの部分は、
ポスト(柱)とビーム(梁)以外にも
縦、横、斜めに丸太を組み合わせて
強度を確保しています。
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そのため、丸太組み構法とちがって、法的な規制がゆるく、
間口を大きく取れるなど設計の自由度が高い点が特徴です。
また、丸太の使用本数を少なく抑えることができるため、
材料費を軽減できるといったメリットもあります。
ポスト&ビームは、間取りの自由度や壁のデザイン・
素材のバリエーションが豊富な遊び心を表現しやすい建物なのです。
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9.【建築】「ログハウス建築記」へ・・・ |
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