妊娠

妊娠は命のとびら

子育て空間★Cocoログハウス
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1.【妊娠】 妊娠は命のとびら



  ■「やっと会えたね。ありがとう」 〜小さな命の粒への想い〜

  妊娠していることがわかった日、それは二人にとって複雑な日。

  妊娠することを期待していた二人には、

  「やったぁ、ついにできたんだぁ〜!」と成功を喜ぶ日。

  妊娠することをまったく予期していなかった二人には、
  「え〜っ!うそだろっ・・・」と戸惑う日。

  ぼくたち夫婦にとっては、前者でした。
  そう、妊娠することを望んだのです。
  結婚から2年、「そろそろ子供がほしいな」という頃に、
  ジャストタイミングで妊娠していました。

  まるで、誰かが二人の会話を聞いていて、
  すぐに送り届けてくれたかのように・・・。
  それほどまでに妊娠発覚(?)までの期間は、あっという間でした。

  けれども、純粋に妊娠を喜ぶ反面、二人の胸には、
  不安が頭をもたげてきたのです。
  そう・・・「これって、親になるってことだよね。
  妊娠ってそういうことだよね」と。

  妊娠していることを正式に告げられた日は、
  妊娠が事実であったことを喜ぶ気持ちと、
  小さな命を授かったんだという責任感、緊張感とで、
  とても複雑な思いを味わっていました。


  パパになる自分、ママになる自分。
  そして、このおなかの中に宿るという小さな命。
  妊娠がわかった日。喜びの日。
  戸惑いの日。複雑な日。
  信じられない日。
  でも、やっぱり「やった〜っ」と叫びたい日。

  大きな声では恥ずかしくて言えなかった言葉。
  心の中でくり返した言葉。

  不思議とどこかで出会ったことがあるという感覚で・・・。
  それをずーっと永く待ち望んでいたかのように・・・。

  だから、心の中で小さくつぶやいた。
  妻には気づかれないように。
  ・・・「やっと会えたね。ありがとう」・・・
    (その夜、ぼくはトイレで泣いた)
初!超音波写真→
[5週目前後]
ぼくはうれしさのあまり
写真のウラにこう書いていた。
“We are very glad to meet you.”
*meetは「(約束して)会う」


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  ■「私たちの声 聞こえてる?」〜妊娠初期〜


  妊娠後、2〜3ヶ月間は「つわり」との闘いでした。

  それほどひどくはないにせよ、やはりほとんど食べられないことが
  何度も続きました。

  「つわり」とは、妊娠によってホルモンのバランスが崩れ、
  体調に変化をもたらすことが原因です。

  つわりの度に、何度も「代わってぇ〜」と妻に恨まれました。
  「この苦しみを、あなたにもわからせたい」って何度も言われました。

  そんな時、ぼくたち男は、亀のように首を
  引っ込ませるよりほかありませんね。
  でも、不思議と仕事中はケロッとしていたようです。

  仕事中は妊娠していることも忘れ、ほどよい緊張感の中にいるので、
  単純に忘れていたのでしょうか。

  でも、仕事から帰ってきてゲーゲーやっていました。
  夫であるぼくが、特に注意したことは、「妻の心を落ち着かせること」。

  おだやかな気持ちで、ゆったりと妊娠生活を楽しんでほしかった。
  そのほうが、おなかのあかちゃんのためにも絶対いいって思えたから。

  妊娠初期の頃は、本当に不思議でした。

  妻のおなかを毎日見ながら、
  「この中にオレ達の子がいるんだね」って
  何度確認したことでしょう。


  おなかの奥のまだ物言わぬ魂よ。
  聞こえているのだろうか?わかっているのだろうか?

  じっくりとゆっくりと成長しているという小さな命。
  パパとママの話し声が聞こえるだろうか?

  もし魂の耳で聞いているなら、
  今のうちから自己PRしておこう。
  ・・・「お〜い、お豆チャ〜ン。元気ですか?」・・・
    (その夜、妻はトイレで吐いた)    
第2弾!超音波写真→
[10週前後]
こんなに大きくなって
本当にビックリ!!
頭が下向きです。
手も2本はっきり見えます。





  ■「あっ・・・いま・・・動いた!」〜妊娠中期〜


  妊娠4ヶ月を過ぎる頃から、妻のつわりは治まってきました。
  つわりが治まりかけると同時期に下腹部が
  ポッコリしてくるようになりました。

  本人は、すごく気にしていましたが、周りの同僚達は気づきません。
  「だれが最初に気づくかな?」なんて賭けたりもしました。

  妻は「妊娠」というものを自分の体で体感したのでしょう。
  妊娠生活に少しゆとりが出てきたようでした。

  妻が通うレディスクリニックへは、よく定期健診に一緒について行き、
  付き添って先生の話を聞きました。

  赤ちゃんの心拍音を初めて聞いたとき、
  その音の大きさ・力強さに目を丸くしました。
  この時期の私は、
  妻のおなかばかり見ていたような気がします。
  よく「おなか見せて」って言っていました。
  「またぁ〜、い〜よ〜」と言いながら、
  妻はおなかを見せてくれました。

↓心拍音
[12週前後]
  10回に1度くらいの割合で、妻のおなかがポコッと一瞬動くのです。
  ぼくは、この瞬間がたまらなく好きでした。

  豆ちゃんの顔はまだ見えなくても、その動き、
  生きている証を確かめたかった。
  妻のおなかがポコッとするたびに、ぼく達は顔を見合わせ微笑みました。





  ■「もうすぐ会えるね。わくわくドキドキ」〜妊娠後期〜


  妊娠後期、妻のおなかも急に大きくなり、
  よく甘いものを欲しがりました。
  特に、妊娠以前と比較して食べたがったのは、イチゴです。

  よく妊娠すると甘い物が欲しくなると聞いていましたが、
  本人もなぜイチゴなのか不思議がっていました。

  これまでも定期健診には、ほとんど同席していましたが、
  ある時先生から逆子(頭が上向き)であることを知らされました。

  逆子の理由に思い当る事件(?)がありました。
  それは、遊園地でのジェットコースターです。

  そう、妻は妊娠中期にもかかわらず、
  無謀にもジェットコースターに乗りたがり、
  その計画を一人で実行したのです。
  あとでお父さんやお母さんには、叱られたそうですが、
  その報いが逆子。

  しかし、幸いにもクリニックの先生より
  逆子体操の方法を教わり、毎晩妻はしおらしく実行していました。
  おかげで、1週間後には正常な姿勢(頭が下向き)に戻りました。

  そんなこんなで、妻の妊娠生活もカウントダウンに入ります。
  妊娠生活残り2ヶ月という時期に、あかちゃんの命名をしました。

  二人でじっくり話し合って決めた名前から、
  「Cocoちゃん」と呼ぶことにしました。

  ・・・「Cocoちん、もうすぐ会えるね。大歓迎さ!」

↑妻が描きました↑


  ■ 赤ちゃんの様子
 ・ 妊娠2ヶ月(4〜7週)の小さな命
    最初はおたまじゃくしのような形から、
    妊娠2ヶ月の終わりごろには頭と胴、
    手足の区別がつき、ヒトらしい姿に。
   ・・・ 頭殿長:約1.5センチ/体重:約4グラム。

 ・ 妊娠3ヶ月(8〜11週)の胎児
    このころから「胎児」と呼ばれるようになり、
    頭・胴・足の3頭身になります。
    まぶたができ、頬や鼻の形がはっきりして
    ヒトらしい顔つきになります。
    また、超音波でも心拍動が確認されます。
    何と、腎臓が発達し尿道も作られるため排泄を行います。
    ママは自覚できませんが、胎児は体をよく動かします。
   ・・・ 頭殿長:約5センチ/体重:約20グラム。

 ・ 妊娠4ヶ月(12〜15週)の赤ちゃん
    ママの胎盤が完成し、へその緒から
    酸素や栄養を補給できるようになります。
    あわせて、お母さんの「つわり」も少しずつ和らいできます。
    また、骨格や筋肉も発達してくるので、手足をパタパタ動かします。
    この頃の赤ちゃんは、羊水を飲み、
    そのまま羊水の中におしっこします。
    赤ちゃんは、自分のおしっこを飲んで成長します。
    キレイなおしっこだから大丈夫。
   ・・・ 身長:約10センチ/体重:約100グラム。

 ・ 妊娠5ヶ月(16〜19週)の赤ちゃん
    頭はニワトリの卵ぐらいの大きさになります。
    また、全身に産毛が生えてきます。
    口に触れるものに反射的に吸いつき、
    指しゃぶりを始める赤ちゃんもいます。
   ・・・ 身長:約25センチ/体重:約250グラム。

 ・ 妊娠6ヶ月(20〜23週)の赤ちゃん
    超音波の当たる角度次第では、
    男女の区別が分かることもあります。
    筋肉は体の末端まで発達するため、
    おなかを足で蹴ることもあります。
    また聴覚機能が発達してくるので、
    あかちゃんはママの心臓音や血液の流れる
    「ザワザワッ」っていう音が聞こえるようになります。
   ・・・ 身長:約30センチ/体重:約600グラム。

 ・ 妊娠7ヶ月(24〜27週)の赤ちゃん
    体の向きを変えたり、口笛を吹くような細かい口の動きが
    できるようになります。
    また閉じていたまぶたが開くようになり、
    光を感じ取ることもできるようになります。
    そして聴覚機能が完成し、ママの話し声が聞こえるようになります。
    さらに、この7ヶ月で「性別」が
    ある程度正確に分かるようになります。
   ・・・ 身長:約38センチ/体重:約1200グラム。

 ・ 妊娠8ヶ月(28〜31週)の赤ちゃん
    皮下脂肪がさらに増え始め、筋肉もより発達して、
    胎動が力強くなります。
    心臓など、生きていく上で必要な器官が完成します。
    この時期に早産してしまったとしても、
    ほとんどの赤ちゃんは無事に成長していきます。
   ・・・ 身長:約40センチ/体重:約1800グラム。

 ・ 妊娠9ヶ月(32〜35週)の赤ちゃん
    外見も内蔵機能もほぼ完成します。
    ふっくらとした赤ちゃんらしい顔と体型になります。
    呼吸や体温を調節する自律神経が成熟する時期です。
    また、夜になるとよく動くなど、昼夜の区別が分かるようになります。
   ・・・ 身長:約46センチ/体重:約2500グラム。

 ・ 妊娠10ヶ月(36〜39週)の赤ちゃん
    子宮いっぱいに大きく成長します。
    産毛がほとんど消えて、うす桃色の赤ちゃんらしい色になります。
    いよいよ胎外生活の準備が整い、いつ産まれても外界の生活に
    十分対応できるようになります。
   ・・・ 身長:約50センチ/体重:約3000グラム。






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【子育て編】
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